Leica M4-2、MINOLTA M-ROKKOR 28mm 1:28、それと外付ファインダー【作例あります】

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Leica M4-2の内蔵ファインダーには28mmフレームはありませんので、28mmレンズを使う場合は外付けファインダーを使うことになります。
外付けファインダーを使うと内蔵ファインダーとのズレにより狙った構図で撮れるか気になるのではないでしょうか。
実際に外付けファインダーを付けて撮影し、狙った構図が撮れるか検証してみました。

作例

Leica M4-2、MINOLTA M-ROKKOR 28mm 1:28 作例 左右対称の狛犬、急な階段の先の鳥居、広角レンズ向きな参道です。

スキャン時のフィルムホルダーによる欠けのみでほぼノートリミング、傾きの調整はおこなっていません。
ボディのファインダーでピントを合わせて、外付けファインダーへ目を移動させることになるが、わずらわしさは感じない。外付けファインダーが見やすいということもあり、むしろ快適。パララックスの影響もなく、ほぼ狙った構図でフィルムに収められた。
天候もよく絞りをF11からF16で撮影での撮影だったので、パンフォーカスで撮影でき、内臓ファインダーを覗いてピント合わせの必要もない場面でした。

Leica M4-2、MINOLTA M-ROKKOR 28mm 1:2.8

こちらも、切り抜きや傾きの調整は行っていません。
狙った構図で撮影することができています。

Leica M4-2、MINOLTA M-ROKKOR 28mm 1:2.8

こちらも、切り抜きや傾きの調整は行っていません。
アパレルショップはシャッターを切るだけで、おしゃれな感じの写真に仕上げれます。

フルサイズのデジタルカメラはいらないかも

デジタル一眼レフカメラでのフィルムのデジタル化で高画質な画像が得られるようになりました。
デジタルカメラは、商業カメラマン、友人とすぐに写真を共有したい人にはメリットになりますが、カット数も少なくゆっくり仕上げる者にとっては、フィルムのデジタル化があっている。Leica 11からなどのデジタルの誘惑もありますが、フィルムスキャンでこれだけ満足がいく画像が得られたらフィルムカメラの活躍の場も続いていきそうだ。
フィルムのデジタル化は現像、スキャン、編集など手間はかかるが、ある程度手間がかかった方が得られる満足感も高くなる。デジタルカメラだと、シャッターを切った瞬間で完結してしまう。
それと、デジタルカメラで撮影したモノクロ写真は、するっときれい過ぎる感じがある。フィルムでは粒状性のあるざらっとした感じが得られる。わざわざ画像編集ソフトで粒状感をいれて編集するぐらいなら、最初から自然な粒状が得られるフィルムで撮影すればよい。
オールドレンズとフィルムの組み合わせで撮影してみませんか。

まとめ

外付けファインダーを付けた撮影でも、狙った構図で撮影できました。
使用したレンズが28mmで近接撮影は行わないので、パララックスの影響も感じられません。
また、スナップ撮影ということもあり、厳密な構図を求めていないことで、外付けファインダーでも問題はありません。また、パンフォーカスに設定するともはやピント合わせだけの内蔵ファインダーは使いません。
内蔵ファインダーよりもすっきりと明るい外付けファインダーはとても見やすいです。
外付けファインダーとパンフォーカスとの組み合わせで、気軽なスナップ撮影が楽しんでみてください。

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