iPhoneで簡単！モノクロ写真の撮り方【作例あります】

今やiPhoneはコンパクトデジタルに代わり手軽に写真を撮ることできる”カメラ”となりました。
そこで、この記事ではiPhoneで簡単にモノクロ写真を撮るように設定方法、撮影のコツなどを紹介します。初心者でも簡単にモノクロ写真を楽しむことができるように解説しており、モノクロ写真に興味がある人は必見です。
この記事を参考にして、ぜひiPhoneでモノクロを撮ってみてください。
※この記事はiPhone13、iOS16を基に書いています。

iPhoneで写真を撮るメリットはHDR効果を得られること

HDRとは、High Dynamic Rangeの略称で、高い画像の明暗差の範囲を表現するための技術です。通常の撮影では、暗部や明部の情報が欠落したりするなど露出が合わなかったりすることがありますが、HDR技術を使うことで、より広い明暗差を持った、暗部と明部の情報をバランスよく表現された画像が得られます。また、コントラストが高く、色合いも肉眼に近い自然で鮮やかに表現されるため、よりリアルな印象を与えます。特に、風景写真や建築物の写真など、明暗差が大きい場面で効果的です。
HDR効果を得るには通常、画像編集アプリケーションが必要で、そのためには撮影時に適正露出とその前後の露出の3枚を撮る手間が必要となります。
しかしiPhoneではワンショットで、手軽にHDR効果のある画像を撮影することができます。
HDR効果は写真をドラマチックにします。

では、以下の写真を見てください。

HDR効果により、手前の塀の逆光部分が黒潰れすることなく、また、曇空も白飛びすることなく雲の陰影を表現され、写真がドラマチックな雰囲気になっています。

以下はHDR効果の無い写真です。

手前の塀が暗くなる露出となっていますが、それでも空は白く飛んでしまっています。

以上のように、iPhoneはHDR効果によりドラマチックな写真を手軽に撮れるようになっています。

iPhoneでモノクロ写真を撮る2つの方法

iPhoneでモノクロ写真を撮には2つの方法がありますが、写真の出来上がりを直接確認できるので、「撮影時にモノクロフィルターを使う」が、おすすめの撮影方法です。

撮影時にモノクロフィルターを使う

iPhoneのカメラアプリでモノクロ写真を撮る方法は簡単で、カメラアプリの撮影画面下部の「フィルター」から選択します。モノクロフィルターは”モノ”・”シルバートーン”・”ノアール”の3種類あります。
写真の出来上がりを直接確認できるので、撮影時にモノクロモードにしておくことは、おすすめの撮影方法です。

編集モードでモノクロに

この方法は、すでに撮影した写真を後から編集してモノクロ写真に仕上げるものです。写真アプリをから写真を選択し、「編集」をタップし、モノクロ理ルターを選択します。モノクロフィルターは撮影時と同じく”モノ”・”シルバートーン”・”ノアール”の3種類あります。
この方法は撮影後に、それぞれのモノクロフィルターの効果を確かめながら、ゆっくりと編集することができます。

おしゃれなモノクロ写真に仕上げるコツ

1つ目は撮影時にモノクロモードで撮影することです。
目の前の景色の色合いやコントラストは想像を超えたグレートーンに置き換わります。そのため、モノクロモードで撮影すると仕上がりを直接確認できるようになります。特に大きなスクリーンを持つスマートフォンには有効なコツです。

2つ目は”ましかく”で撮影することです。
”ましかく”な写真はおしゃれ度がアップします。
撮影後に編集して真四角にトリミングすることもできますが、撮影時から1:1のスクエアである”ましかく”フォーマットにしておくこがコツです。撮影時から1:1のスクエアフォーマットを選択しておくことで、”ましかく”に最適な構図で撮影することができます。

まとめ

今回は「iPhoneで簡単！モノクロ写真の撮り方」について解説しました。iPhoneでモノクロ写真の撮影を試してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では「おしゃれなモノクロ写真を撮る5つの方法 」について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。